多彩な業界・部門のビジネスリーダーが集い、難民包摂を通じた日本らしい共生社会の実現と日本経済の持続的な成長の両立を模索する実践型コミュニティを目指しています。
取り組む課題
「難民包摂市場」を創造するビジネスリーダー・企業コミュニティ の創出
世界中で1億人を超える人々が戦争、迫害、そして災害からの非難を余儀なくされる中、ビジネス界を含む国際社会が一丸となってこれらの課題に立ち向かい、難民の包摂と自立支援を推進することが求められています。そこで、日本のビジネスリーダーが集い、多様な難民包摂による日本らしい共生社会の実現と日本経済の持続な成長の両立を目指すコミュニティを発足しました。寄付や雇用に留まらない事業を通じたオープンイノベーションを促し、難民や避難民の背景をもつ人々の経済的自立と社会的包摂を促進する「難民包摂市場」を共創します。この目標を達成するために、ビジネスリーダーが知識とベストプラクティスを共有し、多文化共生とイノベーションを推進するプラットフォームを提供します。そして、さまざまな担い手・当事者たちの対話とアクションを通じて、難民・避難民の自立と共生社会に向けたビジネス開発や難民・避難民のキャリア形成機会の拡大を奨励していきます。
活動内容
「難民包摂市場」の創造による日本らしい共生社会の実現と日本経済の持続的な成長の両立の模索
ビジネスリーダーが知識とベストプラクティスを共有し、多文化共生とイノベーションを推進するプラットフォーム機能として以下の機会を提供しています。 1.CxO会(年1回) ビジネスリーダーたちが集い、ネットワーキングや難民包摂の最新情報を共有する場です。外部有識者・第一線で活躍する担い手のゲストトークや意見交換・ベストプラクティスの共有を行います。 2.研究会(年2回) 各社の取り組みを学び合い、自社の実践に活かしたり、共創を促進したりする場です。メンバー企業の現場担当者が、さまざまな難民包摂の活動テーマ(就労、教育、住居など)に沿って、新たな包摂的な事業創発、雇用創出、組織開発、生活支援、寄付などについて、実践に向けた研究を行います。
グローバル・インパクト・ソーシング・コンソーシアム(GISC)発足シンポジウムの開催
2024年11月28日に「グローバル・インパクト・ソーシング・コンソーシアム(GISC)」発足シンポジウムを開催し、難民へのDX業務委託を通じた社会貢献を推進するための普及活動を行いました。
宣言
産業界とのオープンイノベーションを通じた難民包摂
私たちは、日本らしい共生社会の実現と日本経済の持続的な成長を両立するため、対話と行動を通じて、国内にいるすべての難民のキャリア形成機会を拡大します。本趣旨に意欲的なビジネスリーダーたちと連携しながら、難民の自立と共生社会に向けたビジネス開発や適切な雇用機会の提供などを奨励し、さらなるイノベーション創出を加速します。そして、難民が日本の労働市場、ひいては日本社会に包摂されることを目指します。 難民支援に意欲的な企業のCxOが一堂に会する「Welcome CxOカウンシル」が代表的な取り組みです。 CxOカウンシルを設立後、参加企業は難民受け入れイニシアチブを強化するためのアイデア、課題、機会を交換し、ベストプラクティスを共有する機会とします。