日本で暮らす難民を含む外国籍の住まい確保の課題解決に取り組んでいます。
取り組む課題
誰もが住まいを安心して確保できる社会に
日本に逃れてくる難民の方々が増えている中で、生活の基盤である住まいを確保することが困難な状況があります。 言語の壁、在留資格の不安定さ、入居審査への不安や保証人の課題など住まいを取り巻く問題は根深く存在しており、不動産会社やオーナー、保証会社など様々なステイクホルダーを巻き込んだアプローチを検討し、取り組んでいます。

活動内容
住まいに関わる多様なアクターと連携した課題解決へ
強制移住により日本で暮らす難民・避難民の方々の実態などの調査研究から現状の課題を発見し、不動産会社やオーナー、支援団体、保証会社など様々なアクターと対話・議論を進め、解決への糸口を見出します。

調査研究
2024年2月にLIFULLでは、日本における「難民・避難民の住まいの実態調査」を発表し、現状の住まい課題を明らかにしています。

解決アプローチ検討
2024年11月に難民を含む外国籍の住まいの問題について、不動産会社・オーナー・居住支援法人・支援団体等を集めた議論の場を開催し、今後も毎年継続していく予定です。
宣言
住居アクセスへの実態調査
わたしたちは、株式会社LIFULLと協働で、強制移住を経験し、現在日本に住む難民・避難民の方々が直面する住まいの課題を明らかにするために調査を実施します。 この調査は、約200世帯にインタビューを行い、収集したデータをもとに報告書を作成し、一般公開します。本調査を通じて、不動産会社やオーナー、保証会社、自治体等などのステークホルダー、一般の人々に難民・避難民の方々が直面する住宅問題の認識を高め、解決策の議論を促進することを目的としています。また、課題解決へのアプローチについても検討を進めていきます。
所属メンバー
- 龔 軼群
株式会社LIFULL FRIENDLY DOOR 責任者